オオアヤシャク Pachista superans の幼虫
2014年6月28日、厚沢部町字上里
キタコブシ
Magnolia kobus var.
borealis の葉上で、熱心にお祈りしている幼虫を見つけました。
初めはシャチホコガ類の幼虫かと思いましたが、ホストを頼りに調べた結果、シャクガ科のオオアヤシャクの幼虫であることが判りました。
さて、幼虫をよくよく見ると、体の横にある白線を境に、体色が異なっていることに気付きます。
背中側は光を反射する葉の色、お腹側は光が透けた葉の色に似ているのではないでしょうか。
こうして色を使い分けることで、上空や地上にいる捕食者の目から逃れているのだと思います。