お盆休みに訪れた
勇払の浜は、厚沢部に戻ってから知ったのですが、反対側にも砂浜が伸びていました。
そこで今回の旅では、まずそちらの浜から攻めてみることに。
しかしそちら側の浜にはサーファーが多く、不審者を警戒するような視線にさらされながら浜歩きをする羽目になったのは、思ってもいないことでした・・・。
真砂の浜
2014年9月6日、苫小牧市真砂町
歩き始めてすぐ、白骨化したイルカ類の死体を発見しました。
胴体部分
2014年9月6日、苫小牧市真砂町
パッと見たところほぼ全身が揃っているようでしたが、残念なことに肝心の頭部がありません。
「何で頭だけ無いんだ・・・」とガッカリしながら先に進むと、いくらも行かないうちに頭が転がっていました。
肉がやや残っていましたが、乾燥していてそれほど臭わないので、ありがたく回収しました。
頭部
2014年9月6日、苫小牧市真砂町
帰宅後に調べたところ、イルカ類には歯がほとんど無い種もいるようですが、これには歯(の跡)があり、上顎に約26本、下顎に約23本が数えられました。
そして、歯数や頭骨の形などから、ネズミイルカ科 Phocoenidae のネズミイルカ
Phocoena phocoena ではないかと思われました。
背側面
右側面
現在、残っている肉を除去している最中なので、綺麗になったら再度撮影し、写真を掲載する予定でいます。