マンボウ Mola mola
2014年9月7日、えりも町えりも岬
この旅で嬉しかったのは、もちろん
シリンダー浮きが拾えたこと。
しかしそれは、ある意味想定内の出来事でした。
ですが、このマンボウとの遭遇は完全に想定外だったので、目にした瞬間飛び上がらんばかりに驚いてしまいました。
体長約1m
2014年9月7日、えりも町えりも岬
さて、帰宅してから「えりも まんぼう」で検索してみたところ、「えりも研究 第1号」に掲載されている「えりもの海に生きる寄生虫」という論文が引っ掛かりました。
それによると、襟裳岬でのサケ定置網にはよくマンボウが引っ掛かり、地元の方のお腹に納まっているということでした。
そういえばこのマンボウも、身が切り取られたと思われる形跡が見て取れます。
このことからすると、この地域においてマンボウが漂着することは、特別珍しいことではないのかもしれません。
しかし、本やテレビでした見たことの無かったマンボウを間近で目にすることが出来たのは、とても貴重な体験でした。
こういった予想もつかない出合いがあるため、ほとんど成果が無い日が続いても、ついついまた浜に向かってしまうのです。