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2015年 02月 01日

小物2種

小物2種_c0286530_12342251.jpg
(上部)直径26mm、厚さ6mm
(下部)直径11mm、長さ22mm
2015年1月3日、埼玉県さいたま市緑区で拾集


上部がやや欠けてしまっているのが残念だった、ガラス製の栓。

容器の方は、どんな形をしていて何を入れるものだったのでしょう?

小物2種_c0286530_12342446.jpg
長さ46mm、高さ20mm
2015年1月3日、埼玉県さいたま市緑区で拾集


落葉を掻き分けていて出てきた時、「あっ、ひょうちゃん!!」と興奮しましたが、あれ? 顔が・・・無い??

帰宅後に調べたら、ひょうちゃんは「崎陽軒」の醤油入れですが、これは「楽陽軒」で、お店が違いました。

楽陽軒は現在の「楽陽食品」の前身で、創業年は不明ですが、「楽陽食品」の創業が昭和38年10月なので、それ以前ということになります。

楽陽食品創業者の稲生英司さんは、横浜市戸塚でドライブインを経営されていて、その時販売されていたお弁当に、この醤油入れが入っていたようです。

そんな醤油入れが、どういった経緯であのハケにあったのか。

お父さんがお土産で買ってきたのか、それとも家族旅行の帰りに買ってきたのか、はたまた来客の方が手土産で持参したのか・・・。

この小さな醤油入れを見ていると、懐かしい匂いのする幾つもの物語が紡ぎ出せそうです。

by arisuabu | 2015-02-01 17:49 | ボトルディギング | Comments(4)
Commented by 尚 nao. at 2015-02-01 22:00 x
楽陽軒の醤油入れは、むしろひょうちゃんよりレアものです(笑)
確か白いタイプもあるんですよね〜。
ひょうちゃんも最近は初期型はあまり見かけなくなってきて
海岸では2代目の方が見かける率は多いかもしれません。
それに現代物もたまに落ちてますよ。
Commented by izumi at 2015-02-01 22:39 x
ひょうちゃんモドキですか・・・・いや、モドキでいいからみつけてみたい、できれば海で!!!
北海道ではかなわないですが・・・。

にしても、確かにBDはそこに暮らしていた人たちの生きた証しですから、味の素の瓶一つでも物語が書けてしまうのでした。

そこも魅力なんですよね。
Commented by arisuabu at 2015-02-02 19:24
尚 nao. 様
こちらの方がレアでしたか!
確かに、検索してもあまり引っ掛からなかったです。
ひょうちゃんは今でも、何かあると新バージョンが登場していますね。
いつかひょうちゃんを拾ってみたいです。
Commented by arisuabu at 2015-02-02 19:29
izumi 様
これはさすがに北海道では難しそうですね。
出来れば僕も、次は浜で見つけたいです。
izumiさんは触発されて物語を書かれたことがあるのでしょうか?
BDで得たモノは、海で拾ったモノより、何となく人の気配が強いように感じられます・・・。
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