ホオノキ Magnolia obovata の葉裏に作られた、キボシアシナガバチ Polistes nipponensis の巣
2015年10月7日、厚沢部町
強風が吹き荒れた後、沢山の木の葉や枝などとともに地面に落ちているのを見かける、アシナガバチ類の巣。
今回初めて調べ、これがキボシアシナガバチのものであると知りました。
育房の先端が鮮やかな黄色をしているのが特徴で、この部分は幼虫が蛹化する際に紡ぐ繭の蓋だそうです。
ミズナラ Quercus crispula の葉裏に作られた、キボシアシナガバチ Polistes nipponensis の巣
2015年11月4日、厚沢部町
こちらは、今日見つけたもの。
キボシアシナガバチはこのように、樹木の葉裏や枝を営巣場所としています。
成虫は今まで見たことは無いですが、
コアシナガバチに似ているようなので「判らなかっただけでもしかしたら見ているかも」と過去の写真をチェックしてみましたが、やはり見てはいませんでした(コアシナガバチは腹部に黄紋がありますが、キボシアシナガバチにはそれがありません)。
来年はぜひ、地面に落ちていない、樹上で営巣中の巣を見つけてみたいです。