2016年 01月 17日

ハマナタマメ

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ハマナタマメ Canavalia lineata
2015年12月31日、神奈川県鎌倉市

2個目の馬の歯がないかと探していたところ、目に留まったのがコレ。

積丹以来の、しかも1年の最後に海豆!!」と大興奮しましたが、・・・んん?? これはもしかして・・・。

帰宅後に調べると、それはやはりハマナタマメでした。

ハマナタマメは、国内の分布は太平洋側では千葉県以西、日本海側では山形県以西とされていて、神奈川県にも分布しています(神奈川では絶滅危惧種に指定されているため、生育地は限られるのかもしれません)。

本種の種子は海流によって運ばれる「海流散布」のようなので、これも南方から運ばれてきた可能性もあると思います。

しかし、種子の状態や分布からすると、近くの自生地からやって来たと考えるのが妥当なところかもしれません。

まぁ海豆には違いありませんし、初めて出合う物だったので嬉しかったですが、やはり遥か南から運ばれて来るもっと大きなモノの方がさらに良かったなぁと、ついつい欲張りなことを思ってしまいました。


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by arisuabu | 2016-01-17 19:13 | ビーチコーミング | Comments(4)
Commented by 尚 nao. at 2016-01-18 00:53 x
ハマナタマメは、記事にも書かれている通り、神奈川県では絶滅危惧種です。
確認されている自生地は1か所のみのようですので、神奈川の海岸で拾えても、まず地元産ではないでしょう。
以前、静岡県の御前崎に出かけた時は、そこいら中に繁茂していました。
伊豆半島は確認していませんが、崖地が多いので御前崎ほどではないでしょうけれど、きっと自生があるはず。
海流の関係などを考えると、静岡県以西からの漂着が一番考えられます。
また東京湾側の海流で、千葉県館山あたりのものが来る可能性もあるかもしれません。
Commented by arisuabu at 2016-01-19 20:43
尚 nao. 様
神奈川のハマナタマメの自生地が、1ヶ所だけとは思いませんでした。
生育に適した環境が、ほとんど無いのでしょうか?
だとすると、尚さんの仰るように、静岡以西から流れてきた可能性が高そうですね。
詳しく解説してくださり、誠にありがとうございました。
Commented by 尚 nao. at 2016-01-20 01:00 x
鎌倉の海岸を歩かれてわかると思いますが、神奈川の砂浜は後背地が開発で消滅してます。
昔はきっともっと自生していたのでしょうけれど、開発で消滅し、再繁殖もできないのでしょう。
自然が残っている海岸は磯が多く、芽を伸ばせる場所まで打ち上がる難易度が高いのだと思います。
神奈川は多くの海岸植物が絶滅したか、または絶滅危惧状態です。
Commented by arisuabu at 2016-01-21 20:07
尚 nao. 様
グーグルアースを見ると、確かに後背地がほとんど無いのが分かりました。
1ヶ所しかないハマナタマメ自生地が、これからも残り続けることを願っています・・・。
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