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2013年 06月 26日

タテミゾムネスジハネカクシ(タテミゾツマグロアカバハネカクシ)?

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タテミゾムネスジハネカクシ(タテミゾツマグロアカバハネカクシ) Hesperus ornatus
2013年6月25日、厚沢部町土橋自然観察教育林


ハルニレの樹液周辺で見られる、とても美しいハネカクシ。

以前のフィールドだった野幌森林公園でも、やはりハルニレの樹液で見たことがあります。

先月から見つける度に撮影していたのですが、上翅や腹端のガーネットのような赤がどうにもうまく出せず悩んでいました。

しかし、昨夜、ようやく赤い色を出すことが出来たので、掲載することにしました(周りの光の反射が無ければ、さらに良かったのですが・・・)。

ほとんどの場合樹皮の隙間に潜んでいて、表に出ていることは滅多にありません(昨夜の個体は、珍しく表にいました)。

生態は分かりませんが、一度、撮影中に誤って僕が潰してしまったと思われる半死半生のケモンヒメトゲムシを咥えて持ち去ろうとしていたので、樹液に来る昆虫(あるいは樹液中にいる幼虫)を捕食しているのかもしれません。

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ケモンヒメトゲムシ Nosodendron asiaticum を咥えています
2013年5月25日、厚沢部町土橋自然観察教育林

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上の写真と同じ個体です
2013年5月25日、厚沢部町土橋自然観察教育林


今回掲載するにあたって種名を調べてみたところ、本州、四国、九州に分布し、個体数は少ないとされるタテミゾムネスジハネカクシ(タテミゾツマグロアカバハネカクシ)の特徴とほぼ一致することが分かりました。

ただ、交尾器の確認はしていないので、「?」付きで記録しておきたいと思います。

和名については、保育社の甲虫図鑑には「タテミゾツマグロアカバハネカクシ」で掲載されていますが、先頃出版された「日本産ハネカクシ科総目録」(無料でPDFがDL出来ます)では「タテミゾムネスジハネカクシ」と改称されているので、そちらに従いました(検索に引っ掛かるよう、旧名も併記しました)。

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2013年5月27日、厚沢部町土橋自然観察教育林

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2013年5月27日、厚沢部町土橋自然観察教育林

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2013年6月24日、厚沢部町土橋自然観察教育林

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by arisuabu | 2013-06-26 20:09 | 鞘翅目 | Comments(0)