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2014年 09月 21日

ネズミイルカ?

お盆休みに訪れた勇払の浜は、厚沢部に戻ってから知ったのですが、反対側にも砂浜が伸びていました。

そこで今回の旅では、まずそちらの浜から攻めてみることに。

しかしそちら側の浜にはサーファーが多く、不審者を警戒するような視線にさらされながら浜歩きをする羽目になったのは、思ってもいないことでした・・・。

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真砂の浜
2014年9月6日、苫小牧市真砂町


歩き始めてすぐ、白骨化したイルカ類の死体を発見しました。

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胴体部分
2014年9月6日、苫小牧市真砂町


パッと見たところほぼ全身が揃っているようでしたが、残念なことに肝心の頭部がありません。

「何で頭だけ無いんだ・・・」とガッカリしながら先に進むと、いくらも行かないうちに頭が転がっていました。

肉がやや残っていましたが、乾燥していてそれほど臭わないので、ありがたく回収しました。

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頭部
2014年9月6日、苫小牧市真砂町


帰宅後に調べたところ、イルカ類には歯がほとんど無い種もいるようですが、これには歯(の跡)があり、上顎に約26本、下顎に約23本が数えられました。

そして、歯数や頭骨の形などから、ネズミイルカ科 Phocoenidae のネズミイルカ Phocoena phocoena ではないかと思われました。

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背側面

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右側面


現在、残っている肉を除去している最中なので、綺麗になったら再度撮影し、写真を掲載する予定でいます。
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by arisuabu | 2014-09-21 21:41 | ビーチコーミング | Comments(4)
2014年 08月 21日

2泊3日のプチ旅行 3日目:樽前ガロー見物

プチ旅行の最終日。

まずは、前日調べた白老寄りの浜でシリンダー浮きを探しましたが、撃沈。

その時点でもう他の浜へ行く気は失せてしまったので、友達の提案で程近くにある樽前ガローを見に行くことにしました。

樽前ガローは、川の流れが岸を侵食した結果、ゴルジュ地形と呼ばれる切り立った岸壁に挟まれた峡谷になったところでした。

「ガロー」は当然アイヌ語だと思いましたが、実は東北地方の方言で、「崖の間を川が流れる場所」という意味らしいです。

そんな樽前ガローの様子がこちら。

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樽前ガロー
2014年8月15日、苫小牧市樽前

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樽前ガロー
2014年8月15日、苫小牧市樽前


スローシャッターで撮れば雰囲気のある写真になったかもしれませんが、三脚が無いので手持ちでパシャパシャと撮るだけでした。

それにしても、かなり山奥にあるのだと勝手に思っていたのですが、意外と国道から近いですし、また周囲にはぽつぽつとですが人家もあるため、少々拍子抜けでした。

が、樽前ガロー自体はもちろんのこと、周囲の林も面白そうだったので、次はじっくりと歩いてみたいと思いました。

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樽前ガロー周辺の林
2014年8月15日、苫小牧市樽前


こうして、2泊3日のプチ旅行は終わりを迎えました。

行き当たりばったりでしたが色々と収穫があり、かなり満足でした。

しかし、エゾチッチゼミやシリンダー浮きなど、出合えなかったものたちも多々あるので、またいつか、遊びに行きたいです。
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by arisuabu | 2014-08-21 22:46 | 日常 | Comments(4)
2014年 08月 20日

2泊3日のプチ旅行 2日目:人魚の財布を拾う

勇払の浜は良い所でしたが、他の浜も見てみたいので、途中で引き返すことにしました。

そして、スタート地点に近付いた時、これもいつかは拾いたいと思っていた「人魚の財布」に幸運にも出合うことが出来ました。

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「人魚の財布」こと、ガンギエイ科の一種 Rajidae sp. の卵殻
2014年8月14日、苫小牧市勇払


サメやエイの一部のグループでは卵を産むのですが、孵化するまでに約1年かかるそうです。

そのため卵には、どこかへ流されてしまわないよう海藻などに絡みつくための突起物があります。

突起物があるため卵は独特の形となり、昔の人は人魚の財布だと考えたようです。

今回拾ったのは、形状からサメでは無くエイの卵のようでした。

エイといえば、北海道では「カスベ」と呼ばれ、煮付けにして食べます。

食べるのはガンギエイやメガネカスベなどガンギエイ科に属するエイのようで、これらは卵を産むとのこと。

「ガンギエイ 卵」でググると似た形のものがヒットしたので、これもガンギエイ科に属する種の卵ではないかと思われました。

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全長約145mmと、意外に大きかったです
2014年8月14日、苫小牧市勇払


最後に素敵な漂着物に出合えたことに感謝しながら浜を後にし、友達おススメの次の浜へと向かいました。

それにしてもこのエイの卵殻、とても面白い形をしているのでこちらでもぜひ拾ってみたいですし、また違った形をしているサメの卵殻も、いつかは拾ってみたいです。
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by arisuabu | 2014-08-20 19:34 | ビーチコーミング | Comments(2)
2014年 08月 19日

2泊3日のプチ旅行 2日目:アンモナイトみたいなビンに出合う

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アンモナイトのような形をしたビン
2014年8月14日、苫小牧市勇払


勇払の浜にはビンも多く漂着していて、「Uさんだったらきっとお持ち帰りするだろうな」というものもちらほら。

お土産に・・・とも思いましたが、重いうえに嵩張るので、若干の後ろめたさを感じつつも拾わずにいました。

そんな中、そこそこの大きさにも関わらず、一目でお持ち帰りを決めたビンがこれ。

螺旋状にこそなっていませんが、凹凸具合がまるでアンモナイトのようです。

蓋を開けるとアルコール臭がし、また僅かに残ったラベルに漢字があったので、中国辺りの酒ビンと思われました。

漂着しているビンを見ていると、時々とても面白い形のものがあり、「海外のデザインは凄いなぁ」と驚かされることもしばしば(日本にも面白い形のビンはあるのかもしれませんが、お酒を飲まないため、ちゃんと見たことが無く分からないのです・・・)。

しかし、お持ち帰りを即断させるほどインパクトのあるビンは、これが初めてでした。

[追記 2014年8月20日]
「アンモナイトのような形をしたビン」でググったところ、何と知恵袋に同様の質問があり、正体が判明しました。

フランスはレミーマルタン社の、「レミーマルタンXO」というコニャックのビンのようです。

正体が判るとは思っていませんでしたが、一応何でもググってみるものですね。
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by arisuabu | 2014-08-19 22:59 | ビーチコーミング | Comments(2)
2014年 08月 19日

2泊3日のプチ旅行 2日目:ココヤシ発見

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ココヤシ Cocos nucifera
2014年8月14日、苫小牧市勇払


チシマフジツボの次に見つけたのは、江差周辺でもお馴染みのココヤシでした。

外皮が剥がれ、長期間漂流していたことをうかがわせます。

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2014年8月14日、苫小牧市勇払


太平洋側では(日本海側もですが)、昔から憧れているゴバンノアシが拾われているので、どうせならそちらの方が良かったのですが、そんなにうまくはいきませんね。

太平洋側ココヤシ、持って帰ろうか少し悩みましたが、結構重かったので、撮影後再び砂の上にそっと置いてきました。
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by arisuabu | 2014-08-19 22:33 | ビーチコーミング | Comments(2)
2014年 08月 18日

2泊3日のプチ旅行 2日目:太平洋側初BC

「山に行ったら次は海でしょう」ということで、友達にどこか良い浜が無いかと聞いてみると、「漂着物がたくさんあって汚い、お前向きの浜がある」と、嬉しくなるお言葉。

早速向かってもらうと、まさに漂着物だらけの理想の浜が広がっていました。

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勇払の浜
2014年8月14日、苫小牧市勇払


はやる気持ちを抑えて浜の写真を1枚撮り、いざ、太平洋側初BCに出発! と足を踏み出した瞬間、金縛りにあったかのように体が固まってしまいました。

目の前に、以前から憧れていたフジツボの美麗種、チシマフジツボを全体に付着させたプラスチック浮きが転がっていたのです。

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チシマフジツボ Semibalanus cariosus がびっしりと付着したプラ浮き
2014年8月14日、苫小牧市勇払


チシマフジツボは、昔たまたま見ていたテレビで知り、放射状に伸びる突起を纏った純白の姿が美しく、一目惚れしたフジツボでした。

しかし、江差や乙部の浜では1度も見たことが無く、最近ではその存在をすっかり忘れてしまっていました。

それがまさか、こんなところで出合うとは・・・。

天にも昇るような気持ちでしたが、一抹の不安もありました。

このプラ浮きから、道具も無しに果たして無事に剥がせるのだろうか・・・?

恐る恐る指で押してみると、多少力は要りましたが、意外にもぽろっと剥がすことに成功。

ただし、複数個体が固まって付着しているところはどうにもならなかったので、単独か4~5個体のところを狙ってどんどん剥がしていきました。

このプラ浮きは打ち上げられてからまだ間もないらしく、チシマフジツボはほとんどが中身入りで、生きている個体も僅かながらいました。

しかしほとんどの個体は死んでいるようで、すでにウジに食べられている個体もちらほらとありました。

臭いが酷く、近くにあった木の枝で出来る限り中身を取り除き、臭いが少しでも抑えられればと砂もまぶしてみましたが、あまり効果は無さそうでした。

そうして剥がせそうなところはほとんど剥がし終え、それでもまだたくさん付着している様に後ろ髪を引かれつつ、浜歩きを再開。

歩いてみて分かったのは、この浜には結構チシマフジツボが付着しているプラ浮きが漂着しているということでした。

そのため、あれほど憧れていたものでしたが、最後には「チシマフジツボ? もういらない」という状態にまで成り下がってしまいました。

しかし、こうして記事を書いている今、やはりもっとゲットしておくんだったと、後悔の念に苛まれています・・・。

美しいものはいくらでも手元に置いておきたい、欲深い性格なのです・・・。

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フジツボ亜目の一種 Balanomorpha sp.
2014年8月14日、苫小牧市勇払


ところで、この浜ではもう一つ、気になったフジツボがいました。

それが、上の写真のフジツボ。

チシマフジツボよりも高さが倍くらいありますが、下部や途中などに、チシマフジツボのような放射状の突起が見られます。

これは別種なのでしょうか?

それとも、こういう姿になるチシマフジツボもいるのでしょうか?

ちょっと気になったので、一緒に載せておきます。

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アップ
2014年8月14日、苫小牧市勇払

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by arisuabu | 2014-08-18 21:23 | ビーチコーミング | Comments(2)
2014年 08月 18日

2泊3日のプチ旅行 2日目:樽前山でエゾチッチゼミ探し

2泊3日の旅程では、メインとなる2日目。

しかし、「友達の所へ行く」ということ以外は何も決めていなかったため、まずはどこへ何をしに行こうかとグーグルマップとにらめっこ。

その結果、樽前山にまだ撮影したことの無いエゾチッチゼミを探しに行くことにしました。

樽前山は7合目まで車で上がることが出来るので、そこから探索開始。

時間が早かったせいか、初めは直翅類の声しかしませんでしたが、次第にコエゾゼミが鳴き出し、それに混じって聞き慣れない鳴き声、おそらくエゾチッチゼミであろう声も聞こえてきました。

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登山道から振り返って見た支笏湖
2014年8月14日、苫小牧市樽前山


現地に行くまでは、どれほどの個体数がいるのか分からず不安でしたが、実際に鳴き声が聞こえ始めると、あちこちにいて、個体数は少なくないように感じられました。

しかし、どの個体も木の上のほうにいて、声はすれど姿はほとんど見られません。

木の幹や枝、下草など低い位置に目を走らせながらゆっくりと登っているうちに樹林帯を抜け、千歳や恵庭方面が一望出来る礫場になりました。

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千歳・恵庭方面を見渡す
2014年8月14日、苫小牧市樽前山


礫場は草本類はそこそこ生えていますが、木本類は高くても樹高1mほどのものが点々とあるだけ。

「こうなったら、もういないかな・・・」と思いましたが、何と、その低くなった木からもエゾチッチゼミの鳴き声が聞こえてくるではありませんか。

探すにも撮影するにも、樹林帯より断然良い条件と言えます。

ただ、登山道沿いに木が少なく、加えて登山道から出てはいけないようロープが張ってあるため、「ちょっと離れたあの木で鳴いているのに行けない」という歯軋りしたくなる思いを、何度も味わいました。

結局、このまま登ってもダメだろうと諦め途中下山し、最後に駐車場周辺でも探してみましたが、コエゾゼミの写真が撮れただけでした。

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コエゾゼミ Lyristes bihamatus
2014年8月14日、苫小牧市樽前山


こうして、初めてのエゾチッチゼミ撮影は失敗に終わりました。

しかし、思っていた以上に個体数が多そうだと分かったことは収穫でした。

「いつかまた来よう」、そう思いながら樽前山を後にし、さて、次はどこに行こうかとまた考えるのでした。
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by arisuabu | 2014-08-18 06:53 | 半翅目 | Comments(2)