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2016年 06月 07日

イシイルカ?

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イシイルカ Phocoenoides dalli
2016年5月8日、長万部町

去年の遠征時も長万部の浜にはイルカ類の頭骨がありましたが、今回も見つけてしました。

頭骨の形から、おそらくイシイルカではないかと思います。

頭骨回収後、何か面白い虫でもいないかと僅かに肉が残っている胴体部を引っくり返したところ、ハネカクシ類やエンマムシ類、陸棲ガムシ類に交じって、長いこと見たいと思っていたカラフトオニヒラタシデムシと思われる小型シデムシが転がり落ちてきました。

1頭だけしかいませんでしたが、憧れの甲虫にも出合えてとても嬉しかったです。

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頭部
2016年5月8日、長万部町

色々な収穫に気を良くし、この後も結構先の方まで歩きましたが、残念ながら大した収穫はありませんでした。

そしてこの浜を最後にどこにも寄らず真っ直ぐ厚沢部を目指し、午後5時半に自宅アパートに到着。5泊6日の遠征を無事終えました。

今回は道北がさっぱりで、普段行っている長万部が一番面白かったという、メーテルリンクの「青い鳥」的な結果となってしまいました。

それでも、実際に行かなければ出あうことの無かった人や風景、漂着物などがあったので、やはり行って良かったと今は思います。

また来年も、ぜひどこかへ行きたいです。

さて、ダラダラと書いてきた遠征ネタは、これで終了。

次回からは、遠征前に紹介し切れなかったネタから掲載していきます。


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by arisuabu | 2016-06-07 07:34 | ビーチコーミング | Comments(4)
2016年 06月 06日

アザラシ科の頭骨

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アザラシ科の一種 Phocidae sp. の頭骨
2016年5月8日、長万部町

キューピー人形の頭部の次に見つけたのは、この海獣類の頭骨。

残念ながら不完全だったため、これは写真のみで回収はしませんでした。

北海道で確認されている海獣類の頭骨と見比べた結果、これはアザラシ科の物と思われました。

北海道ではゼニガタアザラシ、ゴマフアザラシ、ワモンアザラシ、アゴヒゲアザラシ、クラカケアザラシの5種(亜種含む)が記録されているようです。

分布や生態からすると、襟裳岬などで見られるゼニガタアザラシ Phoca vitulina stejnegeri の可能性が高いのではないかと思いましたが、どうでしょうか?


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by arisuabu | 2016-06-06 07:08 | ビーチコーミング | Comments(0)
2016年 06月 04日

巨大キューピー

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2016年5月8日、長万部町

ガンギエイ科の卵殻を撮影している僕を見ていたモノ、それは大人の頭ほどもあるキューピー人形(の頭)でした。

長万部の浜には、どうしてこんなにも大きなキューピー人形が何体も打ち上がるのでしょうか・・・。

前回見つけたのは胴体だけでしたが、今回は頭だけ。

それでもこれも何かの縁と思い、帰りに回収すべく目立つ所に置いて、先へ進みました。

そしてしばらく歩くと、何と胴体を発見。

帰りに持って行って頭部と合わせてみると、見事に一致しました。

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2016年5月8日、長万部町

ところで今回、この記事を書いている時に驚くべきことが判明しました。

実はこの胴体、何と前回見つけたのと同じモノだったのです。

そしてあの時、頭部だけは探しても見つかりませんでした。

それが1ヶ月以上経ち、その間にかなり荒れた日もあったにも関わらず、あまり離れていない場所に揃ってあるなんて・・・。

「偶然」と言ってしまえばそれまでですが、何か大きな「力」が働いて、離ればなれになっていた頭と胴を出合わせようとしていたのでは・・・と、そんなことをつい考えてしまいました。

そして僕もその「力」に導かれて、再び出合うことになったのかもしれません。

何だか不思議な体験をしたのだなぁと、今になってじわじわと思うのでした。


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by arisuabu | 2016-06-04 20:27 | ビーチコーミング | Comments(0)
2016年 06月 03日

ガンギエイ科の卵殻

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ガンギエイ科の一種 Rajidae sp. の卵殻
2016年5月8日、長万部町

オカメブンブクを拾った浜を離れ、次に訪れた浜ではガンギエイ科の卵殻を見つけました。

この出合いでまた、傷心が少し癒されました。

ところでこの卵殻を撮影中、近くには人も動物もいないはずなのに、何となく何かに見られているような気がしました。

「こんな所で何だろう」と訝しみながら視線を上げると、少し離れた場所からこちらを見つめる「そいつ」とバッチリ目が合ってしまい、一瞬硬直・・・。

撮影中の僕を見ていた「そいつ」の正体は、次回の記事で。


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by arisuabu | 2016-06-03 19:50 | ビーチコーミング | Comments(0)
2016年 06月 03日

オカメブンブク

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オカメブンブク Echinocardium cordatum
2016年5月8日、長万部町

長万部で最初に立ち寄った浜で見つけた、結構大きめのオカメブンブク。

オカメブンブクは美味しいのか、カラスやカモメに突っつかれて穴が開いていることがほとんどですが、これは嬉しいことに無傷の完品!

道北で傷付いた心が、少し癒されるのを感じました(笑)


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by arisuabu | 2016-06-03 07:26 | ビーチコーミング | Comments(0)
2016年 06月 02日

歌才ブナ林

5月8日、遠征6日目(最終日)。

午前4時半頃起床すると、曇っていてやや強い風が吹いていました。

前日に買ったパンで朝食を済ませ、5時半に歌才のブナ林へ向けて出発。

程なくして着いたので準備をし、6時ちょうどに歩き始めました。

歌才のブナ林は以前に1度だけ歩いたことがありましたが、それからもう10年以上経っているのでほとんど記憶に無く、新鮮な気持ちで歩くことが出来ました。

ただ、起床時よりも風がかなり強くなっていて、写真があまり撮れなかったのは残念でした。

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2016年5月8日、黒松内町

地図によると、車を止めた駐車公園から歌才ブナ林入口まで15分、そこから終点まで45分、計1時間の道のりですが、ゆっくり歩いたので倍の2時間かかって終点に到着。

少し休憩してから引き返し、やはり2時間程かけて森から出てきました。

そして「黒松内町ブナセンター」を見学後は遠征の締め括りとして長万部の浜を歩くべく、車を走らせました。


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by arisuabu | 2016-06-02 19:33 | 日常 | Comments(2)
2016年 06月 01日

人形

古潭浜を出て望来を過ぎると、雨は小降りになりました。

しばらく走って、はまなすの丘ヴィジターセンターに到着。

雨はだいぶ弱まりましたが、風がとても強く吹いています。

駐車場で様子を見ていると、雲がゆっくりゆっくり流れていき、海の方からだんだんと青空が広がってきました。

1時間半ほどしてようやく雨雲が無くなったので、早速準備して浜に向かいました。

初めは、琥珀が拾えるかもしれない石狩川河口方向へ向かう予定でしたが、浜に出るとそちらへは行けないよう柵が建てられていて面食らいました。

見ると柵を越えて河口方面へ向かう足跡が複数確認出来ましたが、状況がよく判らないので念のため自粛。

仕方なく河口とは反対の方向を歩きましたが、漂着物自体がとても少なく、成果は漂着石炭1個と砂に埋もれかかった小さな人形を見つけたくらいでした。

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2016年5月7日、石狩市

その後「いしかり砂丘の風資料館」を見学し、積丹回りで南下。

そちらの方はただひたすら車を走らせるだけでしたが、途中1ヶ所だけ、去年アツミモダマを拾った入舸漁港に立ち寄りました。

しかし、途轍もない風が吹き荒れていて、早々に撤退。

その後も淡々と車を走らせ、帰ろうと思えば帰れる所まで来ましたが、このまま帰ってしまうのは何となく悔しかったので考えた末、黒松内のブナ林を歩くことを思い付きました。

そこで寿都から黒松内に行き、午後4時半頃道の駅「くろまつない」に到着。

併設されているパン屋さんで朝食用のパンを買い、ほぼ移動だけの5日目を終えました。


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by arisuabu | 2016-06-01 21:00 | ビーチコーミング | Comments(0)
2016年 05月 31日

ヤスリツノガイの化石

5月7日、遠征5日目。

午前3時過ぎに起きると小雨が降っていて、風がやや強く吹いていました。

どうやら今日も、天気が悪いようです・・・。

朝食を食べたり何だりしてしばらく空模様を窺っていましたが、トイレに行くと漁港では朝市の準備が始まっていたので、賑やかになる前にと5時頃出発。

遠征初日に訪れた古潭浜へ、再び赴きました。

傘を片手に歩き始めた古潭浜では、初日に数個しか拾えなかったヤスリツノガイが結構目に付き、次はいつ拾いに来れるか分からないこともあり、見つけた物はほとんど拾ってしまいました(擦れているのが多かったですが)。

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ヤスリツノガイ Fissidentalium yokoyamai
2016年5月7日、石狩市

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ヤスリツノガイ Fissidentalium yokoyamai
2016年5月7日、石狩市で採集

1時間半ほど歩いてから戻っていると、途中で雨がやや強く降ってきました。

次は石狩浜へ行く予定だったので、無事歩けるかな・・・と思いながら、取りあえず車を走らせました。


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by arisuabu | 2016-05-31 20:36 | ビーチコーミング | Comments(2)
2016年 05月 30日

人形

順番が前後してしまいましたが、カニ爪化石の産地へ向かう途中で、ユキさんが見つけた人形。

今まで浜で出合った人形の中で、一番怖かったです・・・。

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2016年5月6日、石狩市

この日はユキさんとお会い出来なければ、ほぼ移動だけのとてもつまらない日になってしまうところでした。

急な連絡だったにもかかわらず都合を付けてくださったユキさんには、本当に感謝です。ありがとうございました。

ユキさんを見送った後は、翌日古潭をもう一度歩こうと思っていたので、そのまま厚田に泊まりました。

近くのコンビニで買った夕飯を済ませ、午後8時頃横になりましたが、しばらくすると何と雨音が聞こえてきてびっくり。

また天気が崩れるのかと、心配しながら眠りにつきました・・・。


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by arisuabu | 2016-05-30 18:49 | ビーチコーミング | Comments(2)
2016年 05月 28日

カニ爪化石

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2016年5月6日、石狩市で採集

厚田の観光案内所で合流したユキさんが案内してくださったのは、カニ爪の化石が採れる場所でした。

歩きながら次々とノジュールを見つけるユキさんとは正反対に、僕の方は全く見つけられません・・・。

たまに「これはノジュールでしょ!」と思う物を拾って見てもらっても、ことごとく「これはちょっと違うかもですね・・・」。

結局自分では、最後の最後に1個だけ本物のノジュールを見つけられただけでした・・・。

途中、ユキさんが見つけたノジュールを割らせてもらったところ、1個だけ上手く割ることができ、中から見事なカニ爪が出てきて大感激。

ここで採れるのは、「スナモグリ」という種の爪だそうです。

そしてユキさんのご厚意で、このカニ爪化石は頂くことが出来ました。本当にありがとうございました。


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by arisuabu | 2016-05-28 22:50 | ビーチコーミング | Comments(2)