安野呂川沿いの砂利道
2013年3月24日、厚沢部町新町
しばらく前のことになりますが、安野呂川沿いの砂利道を歩いていたら、前方で数羽のハシブトガラスが騒いでいました。
騒ぎ方が激しかったので、もしやと思い注意深く進んでいくと、カラスたちよりちょっと下の木々の間に、白いカタマリが見えました。
どうやら、予想が的中したようです。
騒ぐハシブトガラス Corvus macrorhynchos japonensis と、白いカタマリ
2013年3月24日、厚沢部町新町
さらに注意して進み、何とかその白いカタマリが撮れそうな所まで行くことが出来たので、逃げられないうちにパチリ。
白いカタマリの正体は、オオタカでした。
オオタカ Accipiter gentilis fujiyamae
2013年3月24日、厚沢部町新町
撮影後、さらに距離を縮めようとしたのですが、接近許容限度ラインを越えてしまったようで、太鼓山スキー場の方へ飛び去ってしまい、ハシブトガラスたちもその後を追って行きました。
カラスは、猛禽類がいると周りに集まって騒ぎ立て、ちょっかいを出します。
そのため、猛禽類にとってカラスは、非常に迷惑で不愉快な存在かもしれません。
しかし僕にとっては、なかなか気付けない猛禽類の存在を教えてくれる、ありがたい鳥なのです。