カラマツ Larix kaempferi で食事中のベニヒワ Carduelis flammea flammea
2013年11月24日、厚沢部町赤沼町
青空に映える、金色に輝くカラマツの美しさに見惚れていたら、サーッと小鳥の群れがやって来て、球果から種子を取り出して食べ始めました。
「何という鳥だろう?」と思い、しばらく見ていましたが、よく分かりません。
そこで、写真に撮ってモニターで拡大して見てみたところ、赤い頭部から、ベニヒワかコベニヒワのどちらかであることが分かりました。
餌に囲まれています
2013年11月24日、厚沢部町赤沼町
帰宅後、両種の識別点を調べたところ、ベニヒワの腰には褐色の縦斑があるが、コベニヒワにはそれが無く、はっきりと白いとのこと(しかしベニヒワにも、稀に腰が白い個体がいるそうです)。
改めて写真を見ると、撮影個体はどれも腰に縦斑があったので、ベニヒワだということが判りました。
ただ、ベニヒワの群れにコベニヒワが交じることもあるそうなので、40~50羽のこの群れの中にも、しっかりと探せばコベニヒワがいたかもしれませんね。
鳥尻
2013年11月24日、厚沢部町赤沼町