ウニ殻を漂白して綺麗な状態にするのは色々な方がやっていますが、自分ではやったことがありませんでした。
しかし最近、ビーチコ仲間のUさんから、木古内の浜で拾ったという立派なムラサキウニ類の殻を2個頂いたので、漂白に初挑戦してみました。
漂白に関するアドバイスを下さったユキさんに、お礼申し上げます(ユキさんのウニ殻漂白記事は
こちら)。
木古内町産キタムラサキウニ Strongylocentrotus nudus (直径約80mm)
漂白結果はご覧の通り。
頂いたままの状態だとどうしようもない感じですが、漂白後のものはインテリアとしても使えそうです。
今まで、棘付きのウニ殻は見つけても拾ってきませんでしたが、これからは積極的に拾って漂白していこうと思いました(もっとも、棘付きのウニ殻は滅多に見かけませんが・・・)。
木古内町産キタムラサキウニ Strongylocentrotus nudus (直径約95mm)
さて、道南で見られるムラサキウニ類は、ナガウニ科 Echinometridae に属するムラサキウニと、オオバフンウニ科 Strongylocentrotidae に属するキタムラサキウニの2種。
ウニ殻を調べる際にはいつも利用させてもらっている尚 nao. さんのブログ「
hiroimono」には、この
2種を見分けるポイントについて書かれた記事があり、それによると、生殖板に棘が付いていたイボがあればキタムラサキウニ、無ければムラサキウニとなるとのこと。
漂白した2個の殻を見ると、微妙な感じがしますがどちらもイボらしきものがあるので、両方キタムラサキウニではないかと思われました。
生殖板のアップ