高さ125mm(キャップまで)、幅67mm、厚さ30mm
底面に「○にN」と「4」のエンボス有り
2015年1月4日、埼玉県さいたま市見沼区で拾集
昔のゴミ捨て場である「ハケ」は、神社や墓地でも見つかる場合があることをBD関係のブログを読んでいて知ったので、地元埼玉のフィールドをうろついている際にそれらを見つけたら、必ずチェックするようにしていました。
その結果、ハケは残念ながら見つかりませんでしたが、2ヶ所でささやかな収穫を1個ずつ得ることが出来ました。
これはそのうちの一つ、アラバスタ―ガラス製の化粧瓶です。
キャップ上面には筆記体で何やら書かれていましたが、恥ずかしながら筆記体は読めないので母に見てもらったところ、「club」であることが分かりました。
プラスチックに銅(?)を被せた、味のあるキャップ
「club」は、戦前から戦後しばらくの間、化粧品業界の2大勢力の一つであった「中山太陽堂(現クラブコスメチックス)」の商標として使用されたもので、現在でも同社の3つあるブランドのうちの一つとなっています。
この瓶は、見た目からすると乳液瓶かなと思いましたが、調べても判りませんでした。
クラブコスメチックスは2006(平成18)年に文化資料室をオープンさせ、歴史的資料を一般公開しているということなので、そこに行けばこの瓶の正体が判るかもしれません・・・。