先日、どうにも体調が悪かったので午後からお休みをもらったのですが、帰り際、職場の方に葛根湯を頂きました。
帰宅後、寝る前に飲んでおこうと手に取った瞬間、蓋上面に目が釘付けになりました。
そこには、あの
茶色い小瓶の底面にあったエンボスと瓜二つのマークがあったのです。
頂いた葛根湯は、富士薬品のもの。
富士薬品は、1954(昭和29)年に「有限会社高柳薬品商会」を設立、その後1963(昭和38)年に「有限会社富士薬品」に商号変更、そして1969(昭和44)年に株式会社となり、現在も経営を続けています(しかも地元企業でした)。
社章については同社のHPを見ても情報は得られませんでしたが、仮に同じものだとすると、現在のものには茶色い小瓶のには無かった「F.Y」の文字が入っています。
これはもちろん富士薬品の頭文字だと思いますが、茶色い小瓶のエンボスに文字が無かったということは、まだ「富士薬品」とする前の時代のものなのかもしれません。
現時点では、あのエンボスは富士薬品のものではないかということだけしか言えませんが、まさか、体調を崩したことによって調べる方向が見えてくるとは・・・。
「人生、何があるか分からない」と、大袈裟ですが思ってしまいました(笑)