テングタケ属の一種 Amanita sp. の幼菌
2015年9月26日、厚沢部町
並んで出て来ていた、双子のような可愛い幼菌。
しかし、可愛い時は一瞬で過ぎ去り・・・
2015年9月27日、厚沢部町
翌日にはもう、こうなっていました。
この生長スピードですと、バックに写っているような傘が反り返った不格好な姿になってしまうのに、さほど時間はかからなかったでしょう・・・。
さてこのキノコ、最初は何も考えずテングタケ A. pantherina だと思っていましたが、イボテングタケ A. ibotengutake やテングタケダマシ A. sychnopyramis f. subannulata というよく似た種があることを知りました。
見たところテングタケダマシではなさそうですが、イボテングタケの可能性はあるように思えたので、今回はテングタケ属の一種としておきます。
イボテングタケは、テングタケよりも大型、つばが取れやすい、傘表面のつぼの破片は立体的などの外見的特徴があるので、来季はそれらのことに注意して見てみたいと思います。